2022/04/10

 10時前に起きる。晴れ。むずかしいクラスで授業を受ける夢。先生の質問も授業のはやさにもまるでついていけずに周りがノートをとるなかで白紙のページを隠す夢。何人か知っている人がいた。高校受験のときに通っていた塾の記憶がそうさせたのかもしれなかった。模試がたまたまよかったからかなんなのか、変にレベルの高いクラスに入ってしまい、ひ~となったことがあった。いまおもえばまあ笑い話なのだが、当時は大変だった気がする。あまり覚えていないが。わたしでさえそれなりに大変だったのだから、東大いった人とかはまじですげえなとおもう。

 映画「Uボート」をみる。三時間あったがおもしろかった。なんちゅう終わり方してんねんとおもった。からだがぎたぎただったので今日は引き篭もることにする。noteに日記を書こうとおもい書き進めた結果、はてなブログのほうがやはりいいのかもしれないとおもいそちらに書く。noteはちょっと清潔すぎた。暗いことも明るいこともふくめて日記を書きたいのだけれど、まわりがやたらとキラキラエモで、暗いことを書いたら知らない人からやんわりとした批判をいくつかもらったりして、じわじわとなんだかなとおもっていた。何人かの人と知り合えたのはよかったので、その点はnoteありがとうという感じだった。

 しかし私はいつになったら就活をするのか。バイトをやめて一ヶ月ほど経つが、天職が無職だとわかったほかは何も学んでいないし進んでいない。とにかく就活をしたくなかった。スーツを着るのが嫌なのか自己PRをするのが嫌なのか週に五日はたらくのがいやなのか。どれもいやだった。いやいや期だった。私が前からしたかったことは小説を書くこととお坊さんになることの二つで、選択肢がこの二つの時点で終了なのだが、いまはどちらも踏ん切りがついたので現在はとくになにもない。「みんなやりたいから仕事してるわけじゃないんだよ」というご意見いただきました。ありがとうございます、こんなんなんぼあってもいいですからね。

 もっと正直にいえばずっと寝てたい。レヴィナスが「怠惰とは行為の不可能性だ」みたいなこといってた気がするけれどそうだね。いままで道徳的な欲望しか抱いちゃいけないのではないかとおもっていたが宣言する、俺は好きなだけ寝ていたい。他の人類が滅亡して見渡す限り廃墟がつづいていても、べッドをひとつ探し出して横になりたい。ニトリのベッドを探したい。

 スパイファミリーをみる。おもしろい。『古くてあたらしい仕事』を読み進める。これもおもしろい。こういう本の接し方もあるのだなとおもった。あとやっぱいい人だなとおもった。私はここまでいい人ではないなともおもった。夜、筋トレして半身浴。シモーヌ・ヴェイユがずっと気になっているのだがどうなのだろうか。堀田善衛の『方丈記私記』も同じように気になる。